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第2の故郷〜スペイン〜169
しばらくすると、ロベルトが見覚えのある学生と連れてきた。
「先生、こんにちは。ロベルト先生に言われて、お手伝いに来ました。何をすればよいですか?」
「じゃあ、今日から明日にかけてのスケジュールを説明するよ」
私はその学生に拙いスペイン語でゆっくりとスケジュールを説明した。
そして、その学生には個別のブースを担当してもらいたかったので、
そこで来場者にトライしてもらおうと思っていた折り紙の鶴の折り方を教えた。
実は折り紙とあやとりと2本立てを考えていたのだが、2つはおそらく無理である。
その日は折り紙、次の日はあやとりを中心にやってもらおうと思った。
その方がリピーターも期待できる。

思いの外、その学生は楽しそうに折り紙をしてくれて、すぐに折り方を覚えてしまった。
手先も結構器用だった。
「他にもいろいろあるのですか?」とその学生は私に訊いた。
「たくさんあるよ、でも私はそのうちの少ししか知らないんだ。興味があるなら、日本から、“折り紙”の本を
送ってもらうよ」と私が言うと、
「ORIGAMIですか?」とその学生は訊く、
「そうORIGAMIと言うんだ、日本人なら誰でも知っている」と私が答えると、
「それは素晴らしい!」とその学生は答えた。

その学生のお陰で、ずいぶん私たちの出し物のめどが立ってきた。
時間も開始まで1時間を切っていた。
各ブースの準備も順調に整っていた。
ステージの最初を飾るのは、アメリカチーム、カントリーをすると言うことだった。
歌をするのは、アメリカチームと日本チーム、寸劇を予定していたのはフランス・ドイツの両チーム、
フィンランド・ベルギーチームはスライドを使って、国のいろいろな名所や文化について話すとのことだった。
さすがにヨーロッパチームは有利で、大学内にもいろいろな衣装やスライドなどがあったので、
それを利用できるという環境があった。
アメリカチームは大学内にカントリーの同好会のようなものがあり、それに応援を依頼していた。
誰の目から見ても、私がいちばん大変な状況にあるのは明らかだった。
そのお陰でみなかなり私には協力的だった。

そんなこともあって、われわれの出し物はいちばん後、アクシデントがあれば割愛もできるような感じだった。
順番はアメリカ→フランス→ベルギー→ドイツ→フィンランド→日本という順で、
初日は1周り、2日目は2周りと言うことだった。
各国に与えられた時間は30分ほど、予想に反して初めての外国クラス出店だったので、
大学報にも取り上げられ、結構前評判が高かった。
時間が進み、10分前くらいになると、教室の外にかなりの列ができていた。
私は緊張で心臓がばくばくしていた。
アメリカチームはスタンバイし、すべての準備はOKだった。

そしてついに時間がやってきた。
私たちクラスメイトとその仲間たちが教室の真ん中に集まって、円陣を組んだ。
ダンが私に合図を送った。
「バーモス!(さあ、行こう!)」、みんなのかけ声で、私たちのフィエスタは始まった。
                                                           (つづく)

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