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第2の故郷〜スペイン〜165
翌日の夜、私はKさんから呼ばれた。
演奏曲を決めたから、聞きに来てほしいという。

私がKさんの部屋に行くと、Kさんは自分の考えていることをストレートに話した。
「日本らしい歌と言うことになると、やはり昔からの曲が良いと思うんです。童謡や民謡などはやはり絶対に
 はずせないと思います。1曲は「ふるさと」でどうでしょう。私がギター演奏し、最後の部分で歌ってください。
 内容がわかるようにスペイン語訳を何かに書いておいたらどうでしょう。2曲目は私が日本にいるときから、
 ギター演奏をしていた曲です。歌はないのですが、ギター演奏だけで良いのでしょうか?」
「それはもちろん構いませんよ。その方がむしろ私は助かります」
「では『浜辺の歌』はどうでしょう。私が初めて覚えた曲でもありますし、是非とも演奏したいんです」

私にはまったく異論がなかった。
むしろ3曲全て、Kさんの演奏でも良いと思ったくらいである。
そのことを話の合間に言っては見たが、「それはダメです!」とすぐさま否定されてしまった。
どうやら私の拙い歌や演奏はどうしてもしなければならないようである。

その後、「浜辺の歌」の演奏を私に聴かせてくれた。
まるでレコードを聴いているように、まったく演奏にズレがない。
本当に素晴らしい演奏だった。
そして、「ふるさと」も演奏してくれた。
演奏だけでよいと思ったのだが、最後の歌った方がよいとKさんが言うので最後に歌をつけた。
前の演奏が素晴らしかったので、これは気持ちよく歌えた。

そして、ツインギターの「想い出の渚」だが、それも練習しようと言うことになった。
私の演奏はただコード進行を正確に刻むだけ、Kさんはその間にいろいろなアレンジを入れてくれた。
これも私の担当する以外の部分を除けば、まるでレコードのようだった。

その夜から、数日かけて、歌の歌詞やその歌のスペイン語での説明を大きな紙に書き付けた。
そして、歌・演奏兼司会だったので、話す内容も一生懸命考えた。
翌日、クラスメイトの前でその内容を話してみて、しっかりと通じているか確かめてみた。
私が考えている以上に、内容は皆に伝わっていた。
後は当日が来るのを待つだけ、私は時間を惜しんで練習した。

皆は私のような部外者はいなかったので、当日と同じようなリハーサルができた。
私だけは外部からKさんに参加してもらうために、本番のようなリハーサルはできなかった。
しかし、みんなを満足させる自信はあった。
Kさんのギターはそれほど感動的なものだったのだ。
                                                          (つづく)

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