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第2の故郷〜スペイン〜164
毎日の練習の成果もなく、なかなかギターは上達しなかった。
加えてその人から言われた「同じような曲ですね」と言うのが引っかかっていた。
そのときである、私の頭にある案が過ぎった。
ダメで元々なのはわかっていたが、「当たって砕けろ!」でその人に相談することにした。

私は頃合いを見て、その人の部屋を尋ねた。
「あの〜、大変ぶしつけなお願いなのですが、あなたに演奏してもらうわけにはできませんかねえ? 当日は
 そんなに時間はとらせないと思います。2日間ですが、私はうちのクラスの責任者なので、時間もある程度
 合わせることができます。ただし、私は貧乏学生なのでろくなお礼もできません。本当にぶしつけなお願い
 ですがどうしても日本の文化をスペインの学生たちに紹介したいんです」
その人は驚いた顔で私をしばし見ていた。
「日本の文化をスペインの学生たちにねえ、それでそれはいつなのですか?」と私に聞いた。
私はフィエスタの日程を話すとその人は「あまり日がありませんね」と言った。

その人はしばらく考え、「私も人前でギターを弾くのは嫌いではありません。私のとってはスペイン人の前で
 演奏するのは良い勉強になるかも知れません。引き受けても構いませんが私の条件を聞いてもらえます
 か? その条件を聞いてもらえれば、引き受けます!」
私は願ってもない条件に小躍りした。
どんな条件でも飲もうと考えていた。
私がその条件を聞くと、その人は非常に私に気の毒そうに話した。
「曲目です。1曲は良いのですが、後の2曲は似ています。残りの曲は私に任せていただけませんか?も
 ちろん日本の曲を演奏します。その伴奏に乗せて、あなたが歌っても一向に構いません。本当に日本らし
 い名曲を聴かせる方がよくありませんか? スペインの人たちに聞かせるのだったら…」

私は彼の申し出を全面的に受けることにした。
そして、唯一の私の曲「想い出の渚」は私の演奏・歌に、彼がギターアレンジを加えて、
ツインギターでやることにした。
そして、残りの2曲はすべてその人に任せることにした。
何だか肩の荷が下りるような気もしたし、どんな曲が演奏してもらえるか楽しみになった。

「私の名はKと申します。大阪府出身です。よろしくお願いします」
こういう経過で、本番で大きな喝采を受けることになるザ・ジャパニーズバンドが結成した。
                                                          (つづく)

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