子どもたちのことを真剣に考えましょう。

<< 父として… | main | 想像出来ない! >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
運良く合格した生徒、力及ばず不合格になった生徒たちへ
私の住む神奈川は昨日、公立高校後期入試の発表があった。
まだ受験をする受験生たちも多少はいると思うのだが、ほとんどの受験生の高校受験は幕を閉じた。
受験というものは必然的に合格者と不合格者を生む。
そこで子どもたちは人生の厳しさを知るわけである。

心ない大人たちはその両者を勝者と敗者と呼ぶ。
特に私たちの同業者の一部の人たちは子どもたちにそういうレッテルを貼る。
単に受験で言うのなら、それは勝敗ではなく、合否であり、そんな呼び方は当てはまらない。 

私の教え子にも今年は合格者と不合格者がいる。
彼らと正対していた3年間を考えると、私は人間のひとりとして勝者と敗者に分けることなど出来ない。
私の目の前で最後まで頑張っていた子どもたちは、私にとっては紛れもない勝者たちである。
あまり好きでない勉強を、時間を惜しんで頑張った子ばかりであり、不安や希望が交錯しながら、
目まぐるしく過ぎていく時間の中で、失いそうになる自分自身と戦い続けた戦士たちである。
私に言わせれば、最後まで戦い続けたことが勝利であり、全員の生徒が勝利を勝ち取ったと思う。
高校受験で勝ち負けを言うことは非常に早計で意味のないことである。

受験生たちよ、心ない大人の言葉で傷つく必要などない。
君たちの戦いは始まったばかりであり、これからもっと人生の中で過酷で辛い戦いが待っている。
高校受験など、サッカーの試合で言えば、相手陣内に攻め込んだくらいのもの、
野球で言えば内野安打を打たれ程度のことである。
それを持って勝ち負けを言うのはおかしいことだし、
「自分が勝者だ」とか、「敗者だ」とかを、言い放つのも思うのもおかしなことだ。

運良く合格になった者よ!
君たちはこれからの長い戦いの道の起点に立ったと言うだけだ。
違う道を選んだ者を蔑むことや批判することなど出来るはずもない。
自分の歩む道が決まったことを少しの間、喜んでも良いがその道がどこに行き着くかをこれから一生懸命、
考えなければならない。
また目的地が決まっても、早く着くためには自分の全身に負荷をかけて歩かなければならないのだ。
ほとんどの道はまだまだ果てしなく続き、目的地には着くまでの道のりは長い。
違う道を選んだものを蔑んだり、批判したり、笑ったりすることはその時点で立ち止まっていることなのだ。
そんなことをしていれば、それはすでに違う道を行く者に抜かれているのかも知れないのだ。

力及ばず不合格になった者よ!
君たちは違う道の起点に立っただけだ。
そしてその道は歩き方さえ間違わなければ、どんなところにも必ず行けるはずだ。
君たちは今の逆境を乗り越えて、歩き始めた時点ですでに他者に差を付けていると思う。
今は自分の気持ちが塞いでいるかも知れないが、それを割り切った時点で君たちは勝者となる道を歩き始
めたのと同じ事なのだ。
大事なことはその道をしっかり前を向いて、一歩一歩着実に踏み出すことなのだ。

運良く合格になった者よ、有頂天になってはいけない。
周りのライバルだった者の健闘を褒め称え、心から感謝をしろ!
そうすれば、君と一緒歩む者が増えて、君が方向を失うことはないだろう。

力及ばず不合格になった者よ!
君たちは敗者ではない、ここまで来れたことが勝者なのである。
ゆえにこういうときこそ、前を向いてしっかり一歩を踏み出しなさい!
君たちの受けた試練や経験は、その後の君たちの人生に大きな影響を及ぼすことになるだろう。
それをプラスに変えることが出来れば、むしろ君たちの方が一歩先に行ったことになる。
神様が君たちにくれたチャンスだと思え!

毎年、受験生たちを見ると、胸が熱くなり、涙がボロボロこぼれてくる。
一途に何かをしたり、何かを目指すの者は本当に美しいものだ。
君たちはみな選ばれた勝者であると言うことを忘れないで欲しいと思う。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お 願 い 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このブログは「人気blogランキング」・「にほんブログ村」に参加しています。記事を読んで、
「同感!」「役に立った!」「良かった!」と感じた方、応援お願いします!!

『人気blogランキング』はここ!   『にほんブログ村』はここ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
| とよ爺 | 教え子 | 01:05 | comments(26) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 01:05 | - | - |
志望校を不合格になった者ですが
記事を読んで救われました。
また、新しいスタートにたって頑張ります。

これからもブログ頑張って下さい!!!
応援しています(^^)
| * | 2010/02/27 11:30 PM |
* さん、コメント有り難うございます。
このブログや記事をどれだけの人が読んだか私には分かりません。
しかし、あなたのようにこの記事が役に立ったと言ってくださる人が、
例えたったひとりいただけでも、私にとってはこの上もない大きな喜びです。

私の長男も志望校が不合格になり、併願校に周り、今はその学校に通っています。
少々体調が悪くても、学校を休むなどとは言いません。
「お父さん、オレは落ちて良かったよ!」と心底から言って、高校生活を満喫しています。
親の私も不合格になって良かったなあと思います。

考えてみてください、あなたの人生は今までよりもこれからの方が何倍も長いのですよ。
前向きに考えて、人生を楽しんだ方がよいと私は思います。

きっとあなたの高校生活は夢に満ちていますよ。
楽しい高校生活を思いながら、残りの中学生活を送って下さい。

最後に私を幸せにしてくれるコメントを寄せてもらって、有り難うございました。
また苦しくなったら、遊びに来てください。何でも悩みがあったら、相談してください。
| とよ爺 | 2010/02/28 12:07 AM |
とよ爺先生こんばんは。お久しぶりです。
お嬢様の合格おめでとうございます。とともに、教室の生徒さんの様々な結果に御心労多々あると思います。
我が家もそうですが、みながみな第一志望校に合格できるわけではなく、親も子供もちょっと残念な気持ちを味わう期間です。新しい生活が流れはじめ、新しいお友達、先生方との出会いを重ね、子供達が学校や部活を楽しむようになると、過去の残念な気持ちを少しずつ忘れていくんでしょうね。数年経ってみれば、あの時の試験に結果なんて本当に小さなこと・・・と思えるのでしょうが、いずれにしても少しの時間が必要です。
| yumummy | 2010/02/28 9:26 PM |
こんばんは。我が子も公立後期に不合格でした。
「どこでもいい、いけるところでいい」と言う子を、
やれるところまで頑張ってやってみなさいと、言い続けてきた私は、結果をつきつけられ、はたしてこれでよかったのかと今振り返って、つらいです。併願校で充実した高校生活を過ごしてくれることを願うしかありません。そんな後悔を見せることもできず、悶々としています。できたのは、本当によくやったと言ってやることだけでした。
| つらい母 | 2010/02/28 10:12 PM |
うちはもうすぐ公立高校の一般入試を迎えます。

推薦合格した生徒が浮かれるのを抑えつつ、
プレッシャーに負けるなと励ます毎日です。

どんなに頑張っても結果がよいとは限りません。

この記事を参考にして、
中学3年生100名に話をしたいと思います。

ありがとうございました。
| 今年は野武士 | 2010/02/28 10:17 PM |
yumummyさん、コメント有り難うございます。
先ずは私事ですが、有り難うございました。
何だかこういう職業に就いていると、無条件で喜べません。
悪い父親だと分かっていますが、不合格になった親御さんの
気持ちを考えると、何だかスキッとしません。

私の長男は実は公立に落ち、私立高に回りました。
しかし、本人がことさら元気だったので、勇気をもらいました。
逆に娘はノー天気に喜んでいますので、逆にこれでよいのか
とも思います。
でも頑張った子は必ず立ち直ると思います。苦しい受験に耐
えた子が立ち直らないはずはありません。

ところでyumummyさんはずいぶんゆっくり成されたようですね。
あれからずっとブログにお邪魔してたのですが、やっと今日
アップされましたね。
学校に通い始めるのが本当に楽しみですね!
| とよ爺 | 2010/02/28 11:32 PM |
つらい母さん、コメント有り難うございます。
お気持ちは本当によく分かります。
私もまったく同じような状況で現在高2の息子が併願校に進
学しました。
しかし、そこで部活に入り、全国大会などにも出場したりし
て、非常に充実した高校生活を送っています。

きっとつらいお母さんを立ち直らせてくれるのは私はお子さ
んだと思いますよ。
受験で頑張れた子はきっと次の環境でも頑張れます。
経験者は語るです。
しかし、来年は大学受験なのに勉強しないのでまた新たに悩
んでいます。
| とよ爺 | 2010/02/28 11:37 PM |
野武士先生、コメント有り難うございます。
学校の先生は大変でしょうね。
全員合格というのは極めて難しいことなのですから…。

おそらく先生も私と同じように思われていますよね。
これからの人生の方が何倍も長いって…。
生徒さんたちには悔いのない受験をして欲しいですね!
| とよ爺 | 2010/02/28 11:39 PM |
2月26日、厳しい現実を突きつけられました。息子は、何度も塾の先生から「志願変更を考えた方が良い。家族会議を開け」と言われました。でも、息子の意思はとても固く、決して変わることもありませんでした。後期出願の前日塾の先生から直接私のところに連絡があり「志願変更をした方が良い旨」言われました。しかし私は、息子の頑張りを知っていたので「きっぱりと志願変更はしない旨」伝えました。難関校を受けるのは息子にとっては厳しかったかもしれません。3年生になっても運動部に所属しクタクタになって帰宅。夜遅くまで塾。塾からの帰宅後、さらに勉強。小さな妹が二人もいるので家の中はとても受験生に適した環境とは言えませんでした。でも、高い目標を掲げ、少しずつ近づいてくる実感がありました。文句一つ言わず、妹たちの世話をしてくれたときもありました。父親として息子にかけてあげたことばは、「絶対大丈夫!自分を信じろ!挑戦は今しか出来ない!」くらい。もっと真剣に話し合っていたら…と後悔してしまいます。発表当日帰宅すると、貰った「合格おめでとう」と書かれた塾の勧誘パンフレットをバックからたくさん出し、一つ一つゴミとして分別をしていた後姿が忘れられません。決断した結果とは言い、本当に辛い毎日です。記事には本当に救われました。慌しく私立の入学手続きを済ませ、まだまだ思い足取りですが一歩を踏み出せた気がします。
| 駄目な父親 | 2010/03/08 12:57 AM |
駄目な父親さん、コメント有り難うございました。
私も同じ経験を2年前にしました。私がこういう職業をしているので、息子は意地になっていたのかも知れません。
「受かったらなあ」という色気が息子にも私にもあったともいます。
「落ちた!」と一生懸命、笑顔を作って、私に報告した息子の顔は私は一生忘れないと思います。
しかし、今はそれを忘れさせてくれるのではないかというほど充実した高校生活を送っています。
何だかあのときの気持ちがウソのように感じます。

父親としての責任感のような例えようもない心中は痛いほど感じますし、そのお気持ちは分かります。
でも経験してみて、何にも後ろ向きに考える必要はなかったなとも思います。子どもというのは親が思う以上に成長過程では強いのだなあと思います。
父親は、目標を決めて一途に努力した息子、そこから立ち上がろうとしている息子、そういう息子を誇りに思うことが大事どもいます。
人が出来ない経験をして、そこからしっかり立ち上がって、前向きに生きていけるのだとしたら、もうそれだけで大きな勝利を得ていると思います。
これからの人生の方が何倍も長いのです、われわれ親とそこが一番違うところです。
息子さんのゴミの分別の話、大変胸が熱くなりました。自分の息子にも話したいと思います。
きっと楽しい高校生活が待っています。元気で学校に通うようになったら、ご報告してください。

最後に決して「駄目な父親」ではないと思います。息子さんが合格を信じて、頑張っていたのなら、きっと私も同じようなことを言うと思います。お父さんが責められるところはこれっぽっちもないと私は思います。
良い勉強をさせてあげたと私は思います。
| とよ爺 | 2010/03/08 11:14 AM |
お返事ありがとうございました。今回の出来事で何が一番辛
かったか。それは「合格おめでとう」と書かれた塾の勧誘パ
ンフレットをゴミとして分別している後ろ姿でした。息子は
ひたすら、分別していました。嫌でも「合格おめでとう」と
言う言葉が飛び込んできただろうに、どのような気持ちだっ
ただろうか?と思うと、今でも胸が痛みます。私だったら、
分別どころか見るのも嫌。きっとビリビリ、グシャグシャ
だっただろうと思います。いろいろなものに当たっていたかも
しれません。息子は妻や私の想像以上に成長しているのかも
しれませんね。立派だったと思います。充実した高校生活の
様子を是非お伝えしたいと思います。親がしっかりしないと
駄目ですね。本当に良い勉強になりました。
| 駄目な | 2010/03/09 11:51 PM |
駄目な父親さん、再度コメント有り難うございました。
息子さんの話、私も胸が熱くなりました。
実は昨日、もう一度、コメントを読み返して、駄目な父親さ
んのエールのつもりで記事を書いて、今日アップしようと思
っていました。

駄目な父親さんのコメントや葛藤は同じような思いをしてい
るお父さんたち、またこれからの受験で同じような立場にな
ってしまうお父さんの大きな力になると私は信じます。
どうかその記事を公開するのをお許し下さい。
レスを打ちながら、また熱いものが流れてきました。
私こそ、駄目な、駄目な父親です。
お互いにこれからも頑張りましょう。
ご報告楽しみにしています。
| とよ爺 | 2010/03/10 12:18 AM |
とよ爺先生

早速のお返事ありがとうございました。
私の記事でよろしければどうぞお使いください。

2月26日から本当に苦しかったです。

でもとよ爺先生の記事やコメントに勇気を頂くことが出来ま
した。また、息子を違った角度から見ることが出来るきっか
けを頂けたと思います。

実は、とよ爺先生のことを随分前に知ったことを思い出しま
した。浜之郷小学校大瀬校長先生について語っていたブログ
だったと思います。大瀬校長先生は私の尊敬する人です。生
きていらっしゃったら是非お話をしたい方だと思っておりま
す。

生きる価値、学ぶ価値、学ぶ喜び、人生捨てたもんじゃない
よ、息子に限らず私の周りにいる子どもたちに伝えて生きた
いと思っています。

一言だけお許しください。まだ元気が出ません…本当にお恥
ずかしいですが。早く思い出に変わって欲しいと思っており
ます。ありがとうございました。

| 駄目な父親 | 2010/03/10 1:12 AM |
駄目な父親さん、コメント有り難うございます。
大瀬校長先生の記事を確かに数回にわたり書きました。
いろいろなことを無言で教えてくださった私にとっては生涯
忘れることの出来ない方です。

私は今日の記事でも書いたのですが、息子さんはもう勝って
いると思っているのですよ。
不合格はしたもののしっかりとその現実を受けとめて、次の
一歩を踏み出そうとしている。
誠に立派、あっぱれだと思うのです。
ですからお父さんも息子さんの前向きさを認めてあげて、も
っと先のことを考えていただけたらなあと思います。

私の自分のときは結構ウジウジしていましたが、今はそれが
徒労だったと感じています。
この寒さが過ぎれば、今度は暖かい春が来るでしょう。
息子さん、楽しみですね!
| とよ爺 | 2010/03/10 11:32 AM |
1年も経過し、このブログを知り、コメントしています。
公立中高一貫校を受検し桜を咲かせられなかった子どもの親です。
塾では「当確」を保障されていたことと、本人も頑張り、私も頑張り、そして本人が誰よりも合格を信じ、その子どもを見て私も確信し・・・
適性検査開示で点数を教えてもらいましたが、同じ塾の1番と2番手のうちの子どもは両方とも合格者よりも高得点を取り不合格。恐らく無理と言われていた生徒さんは合格。明暗とはこういうことを言うのだと思いました。
不合格の二人は、どう考えてもグループワークで「迎え入れたい生徒」とは学校側に思ってもらえなかった、アピールできなかったと考えた私は、自分の子どもの人格を完全に否定されたような気持ちになりましたね。
中高一貫の書き込みを見ても、何となく6年生の夏以降に志願しセミナーに数回出席して合格をした方、それこそ年末になって思い立ったように志願をして合格した方もいらっしゃいました。その子供たちには、勉強などせずとも、天性の聡明さや自分の意志を確実に的確に表現できる資質があり、学校側に「育ててあげたい」と思われる素晴らしい素質を備えた子なんだろうと思います。
ただ・・・『うちの子どもと彼らにどんな差があって、何を基準に合否を決めたんだろう』と、理不尽な思いというか、一酸化中毒状態のまま今でも昏睡しているような気分がどうしても抜けません。
私立小学校の中高進学を蹴って、公立中高一貫一本で覚悟を決めた受検でした。ダメなら地元の公立中学校へと覚悟もしていました。
ただ、勉強不足な私は、神奈川方式で行われる『公立高校入試』がこんなに大変なことになっているとは全く無知で、3年後には今回の公立中高一貫と同じような考査を経験することを想像すると・・・目眩がします。

そんな中、先生のお言葉に遭遇して、自然に大粒の涙がこぼれ落ち、『本当にそうだ・・・その通りだ・・・』と何度も何度も頷き、何度も何度も納得し、何度も何度も感謝の気持ちでいっぱいになりました。

行きたくないとこぼしていた地元の公立中学校へご挨拶に行き、子どもも私も今では気持ちに節目はつけています。
ただ闇雲に、がむしゃらに目標に向うことも必要ですが、親として私は「その先」のリサーチを怠ってきました。
高校受験では後悔のないように親として「木」の上に「立」って、横から「見」ていてやりたいと思います。
きっと私たち親子にとって、この『分岐点』で進むべき道は公立中学校だったのだと思います。そして、この分岐点は子どものこれからの人生の『通過点』に過ぎません。多くの知人から「この経験が糧になり、きっと将来的に笑っているのは◯◯ちゃんだとみんな話しているのよ。未来の扉が開いたスタート地点に立ったね」 と言われました。私も今は、先生のこのコメントを読み、更にそう思えるように努力したいと思います。
| 新中学1年生母 | 2011/02/22 7:56 AM |
新中学1年生母さん、コメント有り難うございます。
実は私も3年前に高校受験でわが子の失敗を経験しています。
私はこういう職業なので、一般の親御さんよりは遙かに受験の知識はあります。
しかし、逆にそれゆえ、息子はプレッシャーを感じ、自滅してしまったのかも知れません。
私とて、ひとりの親として反省することが山のようにあった受験でした。
落ち込んでいる私に力を与えてくれたのは、入試に落ちた私の息子本人でした。
つくづくそのとき私の未熟さを感じてしまったわけです。

親として、子供の行き先をリサーチすることは大事です。
しかし、それは使い方だと私は思います。
単に合格の方法論を調べるのではなく、子供さんの性格や好き嫌い・得意・不得意を考えながら、子供さんの行くべき道のヒントを与えてあげて欲しいと思います。
決して親が決めた道ではなく、道しるべを親が与えて、子供さん自身で決めてもらいたいと思います。
親が悩んで、悔いているのは子供さんはわかっているはずです。
そういう状況下の中、頑張れる子を神様が見捨てるはずはありません。
高校受験はきっとうまくいきますよ。そのための中学受験だったのですから…。

私の息子は私立に行ったと言う経緯から、国公立の大学に絶対に受かってやると頑張っています。
結果はどうあれ、高校受験の時の失敗は良かったと私は確信を持って、考えています。
| とよ爺 | 2011/02/22 8:08 PM |
私はとある私立高校を受験し、そして受かった者です。

別々の学校で行く事になったとても仲が良かった人2名とも同じ推薦一本で本日結果発表でした。
私は前置きにもあるように運良く受かりましたが…
残り二人は不合格になってしまったようです…

そんな中で今回の記事を拝見されていただきました。
ここまで受験を受けた受験生の本心を当てられて驚きました。

とよ爺様はその両方の気持ちをわかってくださって
さらに多くの人に呼び掛けるよう文章になさっていただきまして学生としてもとても嬉しいです。

そんなとよ爺様に質問があります。

これから今まで近くにいた友人にはどのように接すればいいのでしょうか?
単純に今まで通り接するといいと言われた事がありますが
それが逆にわからず… 悩んでいます。

大変勝手ながら更なるご活躍と返答をお待ちしております。
| キノコ | 2012/01/23 4:03 PM |
キノコさん、コメント有り難うございます。
あなたは本当に優しい人ですね。

私はこれまで多くの教え子の進学を見てきました。
実は私の息子も高校受験に失敗しました。
まずは私はその息子をどう扱ったかと言えば、まったく特別扱い
はしませんでした。
人間は人生の中でたくさんの挫折をします。
私も数え切れないほどの挫折を経験してきました。
その挫折に比べれば高校受験失敗の挫折は大きなものではありま
せん。
そうそれを逆転するチャンスなどこれから数え切れないほどある
はずです。

一番大事なことはまずあなたが傲らないということです。
不合格になった者がいるから、あなたは合格したのです。
口には出してはいけませんが、その友人たちに感謝と尊厳の気持
ちを持つことが大事です。
お友達は今は不合格が受け入れられずにあなたが思うような反応
はしないかも知れません。
しかし、時が経てば、必ずお互いに分かり合えます。
焦ってはいけません。
あなたはあなたの道をしっかりと行きなさい。
相手に対しての感謝・尊厳・友愛を忘れなければ、自然体で付き
合えるようになります。
それが受験だと思います。

これからが本番です。
今のような優しい気持ちを終生持ち続けられるような人になって
ください。
何かあったら、また遊びに来てください。
| とよ爺 | 2012/01/24 1:18 AM |
こんにちは。
今年公立後期を落ちた子供の母です。

母 頑張ったのに残念だったね。
息子 大丈夫だよ。もう、大学受験に切り替えてるよ。

と言う言葉に救われたと同時に一緒に受けた子が
受かっていたと言う現実と息子よりも
悲しかった。文句の一つも言ってやりたかった。

しかし、こちらのコメントを
見て救われました。

ナミダが出ました。すっきりしました。
この涙は悔し泣きではなく、何だか吹っ切れた涙です。

だからもう、泣きません。
子供に失礼だから。
子供は負けた訳ではない。
勝ち負けを決めたり言うのは
大人のエゴなんだと言う事が分かった気がします。

それが解っただけでも、この受験は失敗ではなく
親子を成長させてくれたんだなと。

それに気付かせてくれただけ良かったです。
ありがとうございます。
| mii | 2012/03/05 12:04 PM |
miiさん、コメント有り難うございます。
実は私も長男のとき、高校受験に失敗しました。
息子は、「お父さんは塾をやっているのに、不合格になってごめん。」
と私のことまで気を遣っていってくれました。
その後、長男は私立高校に進み、今年、大学に受かり、今日のお
昼におそらくダメでしょうが、国立大学の発表があります。
不合格のお陰で親子間がぐっと短くなり、最近はお互いに何でも
話します。
明日の発表が終わったら、労の労って、差しで焼鳥屋で飲もうと
いうことになっています。
あの受験が私たち親子を大きく成長させてくれました。
ですから、胸を張って、高校に行って欲しいと思いますし、お子
さんのその潔さに親御さんもぜひ胸を張ってください。
きっと、「親子っていいなあ」と実感しますよ、そのうち。
| とよ爺 | 2012/03/06 12:45 AM |
こんにちは。

お返事ありがとうございました。

今もしつこく、後悔とたまに涙している日々です。

塾の先生にも新高一講座があるから来なさい。と
言われていますが、周りが皆公立に受かっているので
行きなさいとは言えませんでした。
(中3の時の同じクラスなので)

弱いですね・・・親子共々。

塾の先生にいろいろありがとうございました。って言って
電話を切りましたが、進級おめでとうパーティーも
子供の気持ちを考えると行かなくてもいいかも・・・
なんて思ってしまいます。

でも、本当は高校がどこであろうが、がんばった事を
労う会だから堂々と行きなさいと言うべきなのか
迷っています。

とよ爺様の息子さんは大学に進学が決まり
おめでとうございました。

最近ではあまり、仲良くなかった父親とも
ギターを教えて貰うんだと少し近づいてきています。
とよ爺様のようになれると良いと思っています。

卒業式がすぐなので、晴れ晴れとした気持ちで
送ってあげなくては・・・

駄目な父親さんの所を読み返して家と似ているなって
思いました。
維持を張っているのをうすうす感じながら
背中を押してしまった自分。
一人になると、どうしてあの時って
感じてしまいます。
塾の広告には、知っている子が顔写真入りで
合格したコメントを書いているのを見ました。
家の子は見ていません。
私が先に処分してしまうからです。

今度進学する私立校の校長先生が一番最初に
言っていました。公立発表の次の日が説明会だったので。

公立を受けて落ち、この学校にきた子がほとんどだと、
思う。(県内ではほとんどが併願に使うので)
でも、落ちて入学したと思わないで欲しい。
これから、高校3年間ここで良かったって思えるような
高校生活をして欲しい。その為にここにいる先生達は
頑張る。って・・・

最初は何を言い出すんだこの人は!って
思ったけど、きっとそういう子を毎年受け入れて
立ち直らせて?!きたのかな?って

聞いてもらえる人が他にいないので、書き込む事で
気持ちを落ち着かせているような所があって。

とよ爺様読みにくい文章を長々と書いてしまい、
すみませんでした。
そして、聞いて頂きありがとうございました。
| mii | 2012/03/08 11:48 AM |
miiさん、コメント有り難うございました。
正直申しますと私もmiiさんと同じようなことをずいぶん考えました。
私がもっとひどいのは、一生懸命、明るく振る舞う息子に、「こい
つは何にも感じないのか」などと感じたこともありました。
しかし、今にして思うと、成長した子どもを見て、「あのときはこ
いつも十分傷ついたのだなあ」と思います。
特に今年は大学入試があったので、実感しました。

息子が下宿することになったのですが、親子で不動産屋に行った
のですが、開口一番、「この辺りで一番安いアパートを紹介して
ください」でした。
仕送りなしでやって行くにはどうしたらよいか考えているようで
した。
「これまで迷惑をかけたから、とにかくやってみるよ」というこ
とでした。
本当に子どもの成長を実感しました。

これも高校受験に失敗したからだと思います。
最近、その長男とよく「あのときは何だったんだろうな」と話し
ます。
高校受験の失敗など、これからの人生の失敗に比べれば、とても
小さなものです。
miiさん、自分の気持ちが払えなければそれで良いと思いますよ。
でも桜の咲く頃には、わが子に夢を感じるようになって、桜を見
れるようにしてください。
子どもの成長はそんなことを忘れてしまうくらい、凄まじいですよ。
元気を出して・・・・・。
| とよ爺 | 2012/03/09 1:11 AM |
とよ爺さんへ
娘が公立高校不合格になってしまったんです。母子家庭なので、私立にも行かせてあげられず…何も言わない子だからこそ、随分傷ついて落ち込んでいるかもしれません。とよ爺さんの言葉、胸にぐっときました。彼女の人生全て受け止めて受け入れ、前向いて共に進んでいこうと思いました。ありがとうございました。
| 麻美 | 2012/03/23 10:48 PM |
麻美さん、コメント有り難うございました。
高校受験で人生が決まるわけがありません。
お子さんは高校受験を通して、何も生涯もなく合格した子どもた
ちより、多くのことを学んでいます。
何も言わないのはお母様の苦労をしっかりと受け止めているから
でしょう。
そういうことを真摯に感じられる子は非常に少ないものです。

私は毎年、不合格になった生徒たちから人生を学びます。
そして、その塾生が新たな環境で一歩を踏み出すまでは卒業とは
思いません。
きっとお子さんは乗り越えますよ、どれだけ強い子か文章を読め
ば分かります。
抱きしめてあげてください、きっとしっかりと歩き出します!
| とよ爺 | 2012/03/24 1:20 AM |
ご無沙汰してすみません。

息子さんの合格おめでとうございます。
本当に忍耐強く一歩一歩進んで来られましたね。息子さんは立派です。そしてとよ爺先生も奥様も…

久しぶりにこの頁に書き込みをします。

我が家も2番目の子どもの受験が終わり、改めてこの頁を読み返すと…涙が出てきてしまいます。

そう…2年前は…でも、今の息子の姿を見ているとものすごい成長をしています。

高校受験なんかで人生は決まらない!本当にそう感じます。
滑り止めの学校ではありましたが本当に充実した毎日を送っています。

先日2番目の娘の受験が終わったのですが、どういう訳かまた息子の時の受験の話題になり、二人して涙してしまいました。妻は「塾の合格祝いパーティ」に送り出したことをいまでも「良かったのか…」と悩んでいました。「落ちた…」と連絡をしてきた時も妻は「胸を張って帰って来るんだよ!」と言ったそうです。あれもこれも、息子を苦しめたのではないかと苦しんでいるのです。果たしてその場に私がいたら妻のように息子に言えたのか…正直自信がありません。でも、今の息子の姿を見ていると妻の言葉があったからこそ!と瞬間瞬間で感じることがあります。だから妻にはもう何も悩む必要はないし、今の妻の思いもきっと息子は分かっていると思うと伝えました。息子が父親になった時、きっと良い父親になるんだろうな〜と感じました。
でも一生忘れられません。塾の勧誘パンフレットを分別している後姿。八つ当たりもせずひたすら分ける後姿。「天を恨まず、運命に耐える」…東関東大震災で被害にあった中学生の答辞の一説と息子の姿が重なり合いました。
親であっても人間。動揺するしがっかりもします。でもちょっとばかり人生の先輩ですから、自分の失敗談を全部子どもたちにさらけ出そうと思っています。
「でも大丈夫!何があっても大丈夫!若い時の失敗は後の大成功のもとになると感じます。
娘の面接官を毎晩のようにしてくれた息子のおかげで、2番目の娘の受験は終わりました。
息子に対しては何の心配も必要なさそうですが、2番目の娘が心配な今日この頃です。

すみません。心にまかせて書いてしまいました。

親は大変ですね…でもそれが親の仕事…かなと感じます。
| (元)ダメな父親 | 2012/03/29 12:18 AM |
(元)ダメな父親さん、コメント有り難うございます。
私も偉そうなことばかり書いていますが、本当に未熟な父親です。
実は息子は明日から下宿で1人生活を始めるのですが、何だか寂しい気持ちもします。
一昨日、息子と飲んだのですが、「大学で人生が決まるほど世の中は単純ではない」と話しました。
局面においての自分自身の進む方向、意志、夢などが男の幸せを見つけるのだと話しました。
大事なことは生きがいを持つことだと話しました。
正直、どの親御さんも同じようなことを言うと思います。
私は偉そうなことを書いていても、そのレベルです。
しかし、いちばんうれしかったのはそんな父親の酒の上での口上を一生懸命目を輝かせて聴いてくれたことです。
こいつも苦労しているんだなあと思いました。

(元)ダメな父親さんの息子さんもきっとそういう機微の分かる息子さんだろうと私は感じています。
お互いの息子が成長し、しっかりと歩み出せるようになったら、二人でどこかで飲みながら子どもを語りたいですね。
なんだか(元)ダメな父親さんとは、十年来の知己のような感じがします。
| とよ爺 | 2012/03/29 2:47 AM |









http://toyojie.jugem.jp/trackback/4343
CALENDAR
SMTWTFS
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
このページの先頭へ