子どもたちのことを真剣に考えましょう。

<< 台風一過 | main | 日本の教育はなぜ遅れているのか? >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
至上の愛
「至上の愛」は1964年に発表された。
コルトレーンにとって、この年はいろいろなことが重なった。

彼の父親は1939年1月2日に亡くなっている。
生年がわからないので、正確ではないが37〜38歳でなくなったと思われる。
「至上の愛」の年、1964年1月2日のコルトレーンの年齢は37歳だった。
その年の8月、彼とアリス・マクラウドに記念すべき第一子が生まれる。
彼は前妻のナイーマとの間には子には恵まれず、2度の流産も経験している。
奇しくも彼が父親を亡くした歳に、自分が父親になったことになる。
子どもが生まれる少し前の2つのジャズ・フェスティバルを勤勉で知られるコルトレーンが
すっぱかしたというのだから、わが子の誕生を待ちわびている彼の心中は察するに余りある。
また6月に彼の音楽仲間のエリック・ドルフィーが36歳の若さで糖尿病のためベルリンで客死する。
この「至上の愛」をレコーディングする12月の前に、彼は「生」と「死」に直面したわけだ。

レコーディングはその年の12月9・10日に行われた。
彼の祖父は12月5日に大葉性肺炎を患い、11日に死去したとの事である。
レコーディングの翌日はその祖父の命日だったようなのだ。(「ジョン・コルトレーン John Coltrane」参照)

彼はレコーディングの後に、「死」についてまわりの人にいろいろ語っていたという。
要するに実子の誕生、父親・友人・祖父の死、いろいろな背景があってこの曲が生まれた。
そして「死」に対しての恐怖を感じながら、三年後に「肝臓癌」によりこの世を去ったわけだ。
そのレコーディングの際に発病していたのかは定かではないが、
その時の演奏は「神が宿っているようだ」と後世の人が言うのは分かるような気がする。
その場、その時、そのメンバーでしか生まれない演奏、私はそれがジャズだと思う。

私がなぜ涙するかと言えば、自分自身が高2でその曲を聴いたときに、
前の年に死んでしまった自分の父親を思ったからだ。
かねごん先生にこんな難解な曲が好きなのはそれなりのジャズ通だと思われてしまったが、
それとはまったく無縁のこういう理由があったからだ。
しかし、ジャズでも何でも、そういう背景を感じながら、音楽を聞くのも良いと思う。
私にとって、「至上の愛」はコルトレーンそのものなのだから…。
                                                    (終わり)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お 願 い 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このブログは「人気blogランキング」・「にほんブログ村」に参加しています。記事を読んで、
「同感!」「役に立った!」「良かった!」と感じた方、応援お願いします!!

『人気blogランキング』はここ!   『にほんブログ村』はここ!

兄弟ブログ開設しました。宜しくお願いします。 「親父@子育て情報.com」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
| とよ爺 | 趣味 | 00:27 | comments(2) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 00:27 | - | - |
『とよ爺ブログに「異議あり」』にコメントしようと思いましたが、あまりのコメントの多さに萎縮してしまい書かずじまいで寝てしまいました。「至上の愛」を聴きながらこのコメントを書かせていただいています。年齢を重ねるごとに、この曲の凄さが感じられるようになってきました。彼の澄み通るバラードを聴いてきたがゆえに、この曲の虚無感やあえて崩していくフレーズのすべりなど、哲学的な空気感は他の追従を許さない曲です。この曲を聞いた高校生や若者達の感想をぜひ聞いてみたい気がします。

昨日の「異議あり!」の記事について少しだけ意見を述べさせてください。塾という仕事に限らず、教育を金儲けにすることはけしからんと言う声はいまだにあります。それは施すことが当たり前という、教育に対する甘えがどこかにあるからだと思います。教育はお金がかかります。実際国家予算における教育関係費は教員の給料を含め莫大なものです。
義務教育が無償であると言う幻想に、親御さんたちは気づかなければなりません。親御さん方の多くの税金が投入されています。塾は学校教育のアシストです。学校教育に投入されている金額を考えれば、塾費は安いと思います。
付加価値をつけ、利益を上げたいと思えば、まだまだ利益を上げられる産業の一つかもしれません。
しかし人間教育の真髄を模索しない経営者は、大手であれ個人であれ淘汰されていくでしょうね。そう思います。
| | 2008/09/23 11:50 AM |
名無しさん(どなたか見当が付いているのですが一応。こん
なご立派なことをお書きになる方は少ないですから…)、コ
メント有り難うございます。
コルトレーンは究極を求めたミュージシャンです。
長嶋監督が「野球は人生そのものだ」と引退の折に話しまし
たが、コルトレーンにとってのジャズもそうだったに違いあ
りません。
「至上の愛」の演奏時は、何かが彼にその演奏をさせる要因
があったはずです。
私はそれは何かと思いながら、この曲を聴きます。

教育費の問題、同じようなことを私も良く親御さんに言って
います。
その塾の中で、いかに良心的にやろうかと考えているのです
から、私たちは胸を張れると思います。
| とよ爺 | 2008/09/23 1:48 PM |









トラックバック機能は終了しました。
CALENDAR
SMTWTFS
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
このページの先頭へ