子どもたちのことを真剣に考えましょう。

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モンテッソーリ教育

かつて私は現場にいたときにこのモンテッソーリ教育もどきを試したことがある。

もちろんテストに追われている中学生にはできなかったのだが、ある小学校3年生が来たことがある。

親御さんから話を聞くと九九が覚えられずまったく算数がダメだという。

 

当初は九九を私のあとに反復させたり、九九下敷きを買ってきて、それを読ませたり、いわゆるオー

ソドックスなことに明け暮れた。

しかし、一向に効果が表れず行き詰っていた。

その時にこのモンテッソーリを思い出した。

と言っても、その教育そのものではなく、どうやったら集中力を持たせることができるかを考えた。

もちろんその教育用に教材などない。

最初は、3×7=□のような問題をたくさん作り、下敷きを見ながら、□の中に答えを書き込ませた。

それができるようになると今度は下敷きを見ずに答えを入れさせてみた。

しかし、まったく下敷きを見ないと答えは入れられなかった。

次に、□×□=28のような問題を作り、下敷きを見ながら答えを記入させた。

それを続けていくと、例えば、□×□=24という問題にあたると、その生徒は首を傾げ始めた。

なぜ首をかしげているかと問うてみると、「どっちを書くの?」とその生徒は私に聞いた。

やっと考え始めたのである。

「あるだけ全部」と私が言うと、その生徒は3×8と4×6と書いた。

「まだ、6×4と8×3があるぞ」と私が言うと、「そうか」と言って目を輝かせた。

そこから一気にその生徒は九九を覚えてしまった。

その後一か月、その生徒は□×□×□=128などと言う問題も解けるようになっていた。

 

その生徒はいわゆる遊び感覚で才能が覚醒した。

数字に興味をそこから覚え、一挙に算数は得意中の得意になった。

結果的にその生徒は東京工業大学に進学したのだが、最初は九九もできない生徒だった。

もちろんその後のその子の努力が第一で、私は何をしたというわけではないが、その時に九九を克服

できなかったら、算数・数学は特にならなかったのかもしれない。

まったくお題のモンテッソーリとは違うのだが、興味→集中力→好結果という正の連鎖は子供の可能

性を引き出すものなのである。

 

藤井聡太四段が今後どういう棋士人生を送るのかは誰にもわからない。

しかし、幼少期に彼が学んだこの教育でその後の人生が開けたことは確かなことだと思う。

教育というのは常にそうあるべきであると私は思っている。

ゆえに私の同業者の方々も、今回の藤井聡太四段から学んでほしいものである。

| とよ爺 | 教育思想 | 10:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
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