子どもたちのことを真剣に考えましょう。

<< 塾屋の順風:ここ10年で塾は大きく変わった〜29 | main | 今日から、3月 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
神奈川県は本日、高校入試発表

本日、高校入試の発表があった。

発表の日にいつもアップしていた記事があるので、今回もアップすることにする。

 

運良く合格した生徒、力及ばず不合格になった生徒たちへ

私の住む神奈川は昨日、公立高校後期入試の発表があった。
まだ受験をする受験生たちも多少はいると思うのだが、ほとんどの受験生の高校受験は幕を閉じた。
受験というものは必然的に合格者と不合格者を生む。
そこで子どもたちは人生の厳しさを知るわけである。

心ない大人たちはその両者を勝者と敗者と呼ぶ。
特に私たちの同業者の一部の人たちは子どもたちにそういうレッテルを貼る。
単に受験で言うのなら、それは勝敗ではなく、合否であり、そんな呼び方は当てはまらない。

私の教え子にも今年は合格者と不合格者がいる。
彼らと正対していた3年間を考えると、私は人間のひとりとして勝者と敗者に分けることなど出来ない。
私の目の前で最後まで頑張っていた子どもたちは、私にとっては紛れもない勝者たちである。
あまり好きでない勉強を、時間を惜しんで頑張った子ばかりであり、不安や希望が交錯しながら、目まぐるしく過ぎていく時間の中で、失いそうになる自分自身と戦い続けた戦士たちである。
私に言わせれば、最後まで戦い続けたことが勝利であり、全員の生徒が勝利を勝ち取ったと思う。
高校受験で勝ち負けを言うことは非常に早計で意味のないことである。

受験生たちよ、心ない大人の言葉で傷つく必要などない。
君たちの戦いは始まったばかりであり、これからもっと人生の中で過酷で辛い戦いが待っている。
高校受験など、サッカーの試合で言えば、相手陣内に攻め込んだくらいのもの、野球で言えば内野安打を打たれた程度のことである。
それを持って勝ち負けを言うのはおかしいことだし、「自分が勝者だ」とか、「敗者だ」とかを、言い放つのも思うのもおかしなことだ。

運良く合格になった者よ!
君たちはこれからの長い戦いの道の起点に立ったと言うだけだ。
違う道を選んだ者を蔑むことや批判することなど出来るはずもない。
自分の歩む道が決まったことを少しの間、喜んでも良いがその道がどこに行き着くかをこれから一生懸命、考えなければならない。
また目的地が決まっても、早く着くためには自分の全身に負荷をかけて歩かなければならないのだ。
ほとんどの道はまだまだ果てしなく続き、目的地には着くまでの道のりは長い。
違う道を選んだものを蔑んだり、批判したり、笑ったりすることはその時点で立ち止まっていることなのだ。
そんなことをしていれば、それはすでに違う道を行く者に抜かれているのかも知れないのだ。

力及ばず不合格になった者よ!
君たちは違う道の起点に立っただけだ。
そしてその道は歩き方さえ間違わなければ、どんなところにも必ず行けるはずだ。
君たちは今の逆境を乗り越えて、歩き始めた時点ですでに他者に差を付けていると思う。
今は自分の気持ちが塞いでいるかも知れないが、それを割り切った時点で君たちは勝者となる道を歩き始めたのと同じ事なのだ。
大事なことはその道をしっかり前を向いて、一歩一歩着実に踏み出すことなのだ。

運良く合格になった者よ、有頂天になってはいけない。
周りのライバルだった者の健闘を褒め称え、心から感謝をしろ!
そうすれば、君と一緒歩む者が増えて、君が方向を失うことはないだろう。

力及ばず不合格になった者よ!
君たちは敗者ではない、ここまで来れたことが勝者なのである。
ゆえにこういうときこそ、前を向いてしっかり一歩を踏み出しなさい!
君たちの受けた試練や経験は、その後の君たちの人生に大きな影響を及ぼすことになるだろう。
それをプラスに変えることが出来れば、むしろ君たちの方が一歩先に行ったことになる。
神様が君たちにくれたチャンスだと思え!

毎年、受験生たちを見ると、胸が熱くなり、涙がボロボロこぼれてくる。
一途に何かをしたり、何かを目指すの者は本当に美しいものだ。
君たちはみな選ばれた勝者であると言うことを忘れないで欲しいと思う。

   

| とよ爺 | 高校受験 | 17:30 | comments(2) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 17:30 | - | - |
今から6年ほど前、この記事を読んで心が救われた保護者です。
あの日、保護者である私も我が子も開花を待っている桜でさえグレーに見えてしまう絶望感でいっぱいでした。
今思うと、なんて贅沢な悩みだったことでしょう。
生まれながらにして病気を抱え生きていかなければならない人や不慮の事故で身内が亡くなってしまった人などに比べたら、高校入試で不合格になったくらいなんてことはないのに。
不合格になったことで入学した高校で頑張った娘は第一希望の大学の推薦をいただき、明日から就活に出陣です。
不合格になったことで努力しても叶わない事もあることを知った娘は少々の事ではへこたれずに就活を乗りきってくれることでしょう!

今年もとよ爺さんの記事に救われる親子がいますように。

とよ爺さん、くれぐれも御自身の体に気を付けてお過ごし下さい。
| みかん | 2017/02/28 6:57 PM |
みかんさん、コメントありがとうございます。
以前もコメントありがとうございました。私こそ感謝です。

実は私の息子も高校受験に失敗しました。しかし、この4月か
ら、本人が志望している会社から、同級生の誰よりも早く内定を
いただき、杜の都に赴任します。
彼にとって、高校受験の失敗は大きな糧となっています。

就活で息子は成長したような気がします。いろいろうるさい私も
息子の話を最近は黙って聞くようになりました。子供の成長とい
うのは本当に目覚ましいものです。
みかんさんの娘さんも当然のことながら、就活は乗り切ると思い
ます。
あとは本人次第、何か親の重荷が全部とれて、清々しい今日この
頃です。
就活を成功しますように…。素晴らしい人生を歩まれるように…。
心よりお祈りしております。
| とよ爺 | 2017/03/01 12:34 AM |









http://toyojie.jugem.jp/trackback/10684
CALENDAR
SMTWTFS
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
このページの先頭へ